塩尻市リフォーム補助金を分かりやすく解説します

塩尻市リフォーム補助金

塩尻市のみなさん、リフォームに使える補助金があるのはご存知ですか?

下記の方は補助金の対象者になる可能性があります。

  • 介護保険の要支援・要介護認定を受けている方
  • 身体障害者手帳1~6級の65歳未満の方

塩尻市では主に、バリアフリーや介護者の負担軽減を目的としたリフォームに対して補助金が発行されます。
リフォームの自己負担額が1割になるなど、支援額が大きいため対象の方はご検討してみてはいかがでしょうか。

浴室、台所、トイレ、廊下、玄関などが対象箇所になるでしょう。

今回は塩尻市が今現在(2019/12/06)交付しているリフォームに関する3つの補助金について紹介していきます。

1.要支援・要介護認定を受けている方の住宅改修費の支給

バリアフリーな手すり

対象者 介護保険の要支援・要介護認定を受けている方
対象工事 手すりの取り付け、段差の解消、和式から洋式への便器取替えなど
利用限度額 20万円のうち自己負担額1割(一定以上の取得のある方は2割又は3割)
申請方法 着工前に事前申請が必要ですので、まずは「ケアマネジャー」または市長寿課介護保険係へご相談ください。

問合せ:問合せ:市長寿課介護保険係(電話:0263-52-0285)
参    照:塩尻市ホームページ(https://www.city.shiojiri.lg.jp/kurashi/jyutaku/reform/rreformshien.html)

介護保険の要支援・要介護認定を受けている方ならもらえる補助金です。
工事を始める前に事前に申請を行う必要がありますので、まずはケアマネジャーもしくは、市長課介護保険係へご相談ください。

こんな補助金の使い方ができます

手すりの取り付けは動作の安定性を高めることができます。

立ち座りが困難な場所や、転倒の危険性がある箇所に設置します。

具体的には、便所の立ち座り、浴室の出入り、浴槽をまたぐ、浴槽の出入り、階段や廊下、玄関の段差などに設置するのがよいでしょう。

トイレが和式の方は洋式に変えることも可能です。

2.高齢者の住宅改良への補助

対象者 前年の所得税額の世帯合計額が8万円以下で、次の1か2に該当する方

1.要介護認定で要支援か要介護の認定を受けた方、または障害の程度が1級から3級までに該当する身体障害者手帳の交付を受けた方

2.要介護認定で自立とされた方のうち、虚弱な方で支援が必要と認められた方等

対象工事 対象者の常時使用する居室等の生活環境を整備することで、自立を促すとともに介護者の負担軽減を図る目的であり、かつ必要と認められた工事
利用限度額 70万円を限度とする
自己負担額 補助額の1割(1,000円未満切り上げ)

問合せ:市長寿課高齢支援係(電話:0263-54-3333)
参照:塩尻市ホームページ(https://www.city.shiojiri.lg.jp/kurashi/jyutaku/reform/rreformshien.html)

1つめの補助金に対して、補助額の上限が70万円と高いです。

対象工事が負担軽減を図る目的である工事と認められた場合とのことで、少々曖昧な内容となっております。

生活をする上で、不便に感じている箇所、改善したい箇所があれば補助金を利用できる可能性があるため、まずは相談をしてみましょう。

補助金使用例

リフォームの例を幾つかご紹介しておきます。

  • 玄関や階段、段差を飽和する工事
  • 出入口等の幅を広げる、段差を解消する工事
  • 滑りやすかったり、段差がある浴室の工事
  • 手すりの取り付け(玄関、廊下、階段、浴室、トイレ等)

補助金額が大きい為、浴室などのリフォームにも利用することができます。

古い浴室は滑りやすく、出入口が狭かったり、段差が危険だったりするため不便な箇所が多いです。

3.障害者の住宅改良への補助

対象者 身体障害者手帳1~6級の65歳未満の方で世帯員全員の前年度所得税額の合計額が8万円以下の方(ただし、4~6級は独居者又は常時介護を要する者がいない方に限る)
対象工事 上記対象者が、日常の生活の一部を自力で行えるよう浴室、台所、便所等の整備又は改善する工事
利用限度額 70万円以内
自己負担額 原則1割負担

問合せ:市福祉課障がい福祉係(電話:0263-52-0686)
参 照:塩尻市ホームページ(https://www.city.shiojiri.lg.jp/kurashi/jyutaku/reform/rreformshien.html)

こちらの補助金は障害者の方が生活の一部を自力で行えるようになるためのリフォーム補助金です。

浴室、台所、トイレの整備ができます

対象箇所は浴室、台所、トイレ等になります。

古い浴室を丸ごとリフォームし、出入口を広げたり段差を解消したり、手すりを取り付けたりすることが可能です。

台所を新しくして自分にあった高さに調整したり、手すりをつけたりすることもできます。

トイレの出入口の拡張や、手すりを取り付けることも可能です。

塩尻市のリフォーム補助金を有効活用しましょう

対象になりうる方はまずは市の問合せ窓口へ相談してみてください。

上記の対象者に成り得る塩尻市民の方は、リフォーム補助金を検討してみてはいかがでしょうか。